社会福祉法人 乙の国福祉会 採用サイト

ただ優しいだけでなく、
人の痛みがわかる自分でありたい。

塩見 風佳(Fuka Shiomi)

2017年入職 福祉専門学校卒
特別養護老人ホーム 旭が丘ホーム紅葉葵 介護職員

ここなら成長できる。
そう思えたことが入職の動機。

小学生の時に祖母から「将来は私の介護をしてね」と言われたのがこの仕事を志したきっかけです。乙の国福祉会には実習でもお世話になっていたので、施設の雰囲気や職員のみなさんの人柄がよくわかっていたことが入職の決め手。「こんな人たちと一緒に働きたい!」と素直に思えたことも入職の後押しになりました。

些細な変化も見逃さない、
きめ細やかな介護を。

2017年に新設された特別養護老人ホーム「旭が丘ホーム紅葉葵」で介護職として勤務しています。身体介護や生活援助が私の主な仕事ですが、特に心掛けているのは利用者さんお一人おひとりの体調管理です。言葉で自分の気持ちを伝えてくださる方もいらっしゃいますが、なかには認知症などで意思の疎通が図りにくい方も。そんな方の不調を見極めるのは難しいですが、利用者さんをよく観察することで、些細な変化も見逃さないよう気を付けています。以前、急にろれつが回らなくなり、手足に麻痺が現れた方がいて、脳梗塞の予兆ではとすぐに救急搬送して事なきを得たことがありました。その方は今ではすっかりお元気で、あの時、早く気づいて迅速に行動して本当に良かったと思っています。

優しいだけでは務まらない。
それも介護の魅力。

私はこの仕事に就いてまだ日が浅いですが、改めて感じたのは「介護は優しさだけでは通用しない」ということです。ある時、普段は穏やかな利用者さんが思うように動かなくなったご自分の足を叩いているのを目の当たりにし、これまで自立していた方がそうでなくなることの辛さや痛み、悲しさを思い知らされました。利用者さんお一人おひとりの心情を推し量り、寄り添うことは簡単ではないですが、私たち介護に携わる人間はそれをしていかなければなりません。とても難しいことだとは思いますが、私は介護のそんな一面に気づかされたことで、より一層この仕事に誇りと魅力を感じるようになりました。これからも利用者さんからたくさんのことを学び、もっと成長したいですね。

ある一日の流れ〜日勤の場合〜

9:45 出勤
出勤後、一番に確認するのが日誌。
担当する利用者さんの体調や前日の様子を踏まえ、介護を始めます。
11:30 昼食準備・食事介助
毎日のお食事を楽しみにしている方も多いので、「食べたい」という気持ちをより高められる声掛けを意識します。
13:00~14:00 お昼休憩
利用者さんの昼食が終わったら、私たちもランチタイム♪
職員それぞれが自分の時間を楽しんでいます。
14:00 今日は入浴担当
入浴も利用者さんの楽しみの一つ。さっぱりと汗を流した後の笑顔は本当に気持ちよさそうで嬉しいです。
18:45 退勤
ナイトケア(歯磨き、パジャマへのお着換え)を終えた後、退勤。
今日も1日お疲れさまでした!

プライベートの過ごし方

休日はアクティブに過ごすか、一人暮らしの自宅でゆったり過ごすかのどちらか。アクティブな日は友人と一緒にカフェ巡りをすることが多いですね。おしゃれなお店やオープンしたてのカフェを訪ね、美味しいスイーツとおしゃべりでリラックス。ゆったり過ごす日はたっぷり睡眠を取った後、お部屋で映画を見たり、読書をしたり、一人の時間を満喫しています。平日のお休みが多いので、どこに出掛けても空いているのもいいですよ!